「俺のせいじゃない」で逃げ切ろうとするなら帰属集団は滅ぶ
このポストを読みました。
シンプルで、わかりやすくて、リアルで、素直で、とっても良いポストだと思います。
でもって、少子高齢の真因が、ここにあらわされていると思う。
たぶん、近い気分の女性って少なくないんじゃなかろうか。
- 上の世代(親世代)の女性がテイのいい奴隷状態もあったことを糾弾し、批判すること。
- そういった状態への決別を明確に意識し、自分の脳内より外に表明すること。できれば広く、ヨノナカに。Tweetでも良い、ブログでも良い、媒体持ってる人ならそれで表現するならなおよし。
- 自分の身近、周りのひとに対して、育児参加する意思があることをハッキリと表明すること。育児参加は、ささいなことからで良い。泣いている赤ちゃんに微笑みかけること、必死にあやす母親(父親)にガンくれないこと、フラフラ歩いている危うい子どもの手を引いてやること、わが子への愛を語ること。
「何があれば、産めるの?」というお尋ねを私にいただいたなら、こう答える。そして、わたし自身は、これがあまねく広まったなら、次の子ども、次の次の子どもに踏み切れると思う。
お国だ政治家だ官僚だ企業だ、が繰り出してくる制度論がすべて的外れに見えるのは、本当に的外れなものもあるだろうし、語るその口が、子どもへの愛をささやかないからだろ思う。
ブラッドピットが養子の手を引いてバカンスに出る画像はいくらでも見るのに、日本の著名人のそうした姿がそう見られないのは何故?かっこ悪いとでも思っているのか、その価値観こそ無様で頭が悪い。
「そういう画像はいくらでもある」じゃねーよ、今すぐそれをRTしろ。
俺のせいじゃない。
国のせいじゃない。
また海外万歳か。
じゃ、ねーよ。
じゃあ、お前は何かしてんのか、っつう話ですよ。国立競技場の関係者か、っつう話ですよ。
妊娠・出産がリスキーなのは真理だろうがよ。
(しないことで上がるリスクもあるけれども)
どんな動物でも、妊娠中、出産中、出産後は弱い状態に甘んじなければならない。死ぬリスクだって上がるぐらいだ。個体差があるとはいえ。
理性ある動物になってしまったからには、無計画な妊娠を避けるのは道理だろうがよ。しかも、「できちゃった」をフルボッコする風潮ならなおの事。にも関わらず、自然減、みたいなことにならなくて済んできたのは、それ相応の文化とか、努力があったからで。
それが今、失われてるなら、みんな二の足を踏むに決まってんじゃん。かの記事のブコメ見るとますます絶望する。他人事、他人事、他人事。
他人事である限り、勝手な期待を背負わされた妊娠可能層が殊勝にも自己犠牲をするんでなければ(あるいはウッカリ系でなければ)、当然、少子高齢化は止まらないよ。そのとき、困るのは誰なんだよ。
うぅ。
がっかりする。ほんとがっかりする。
でも、歯ぁくいしばってでも、自分と、自分の手の届く範囲だけはなんとかしたい。わたしも、産んでみないと分からなかった部分もたくさんある。せめて今からでも、できることをしないと。